小学生クラス移動の目安
- けん先生

- 2月16日
- 読了時間: 3分
クラスの移動に関して、疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思いますので、クラス移動の目安をご説明いたします。
ビギナー ➡️ インタークラス
クラス移動の基準
・アクティブフォニックス(白い教科書)が終わっているか
・教科書などを少しずつ読めてきているか
・基礎の表現を理解できているか
ビギナークラスはレッスン開始から5〜10分、文字に慣れる時間を作っています。子どもたちは「パズルで遊ぶ」「読み書きの練習をする」のどちらかを自分で決めて学びます。
※学習の効率上、毎週嫌でも「読み書きの練習をする」と集中しないまま学習するようになってしまうので、子どもたちにその日の体調や気分で選べるようにしています。
また、読み書き学習のスピードも子どもたちそれぞれで、子どもたちが覚えてきたら、簡易的なテストをして、合格すれば次のページへ進みます。
子どもたちによってはパズルばかりをして、読み書きをしようとしない子もいるので、目標として、2年生の終わりまでにアクティブフォニックスを終わらせることを度々伝えています。アクティブフォニックスには読み書きの基礎が詰まっていますので、それを完了しているかが大きな基準となっています。
現在は終わっていない子も終わり次第、クラス移動の手紙を配布します。
インター ➡️ アドバンスクラス
クラス移動の基準
・英文を読み理解できるか
・英単語・表現を多く知っているか
・長い文のリスニングが理解できるか
インターからアドバンスクラスの移動は、どれだけ多くの英語に触れているかが重要になります。約2年〜3年このクラスで学ぶ子が多く、文字の読み書き・単語・複雑な表現などもこのクラスで学びます。
アドバンスクラスでは「新しいことをどんどん学ぶ」のではなく、「既に学んでいることをどう使うか」を学びますので、英会話に必要な単語や表現の多くはこのインタークラスで学んでいます。
アドバンスクラスでは主に「英語でのコミュニケーション」に力を入れていますので、単語・表現が足りなくても英語を話そう、理解しようという意思が強いようであれば上のクラスへ招待することもあります。
子どもたちにとってはアドバンスクラスはハードルが高いように感じるようです。子どもたちの性格上、自分の意見を人前で言うことが苦手な子もいます。
上のクラスへ行かずとも、インタークラスでは常に新しい単語・表現を学べるようにしていますので、子どもたちと話し合った上で移動を検討してもらえればと存じます。
最後に
クラスの移動は子どもたちの成長に合わせて行うように心がけています。学年でクラスが移動していくわけではないので、その点はご了承ください。
子どもたちの成長の速度や、得意・苦手な部分はそれぞれ違いますので周りの子と比べる必要はありません。
子どもたちが楽しみながら少しずつ英語に親しみ、英語や他の国の文化へ興味が湧き、中学生・高校生になるときに自ら学べるように、または得意だと思えるようにサポートしたいと思っています。
英語の習得に必要な時間は2400時間と言われ、小・中・高校と学習期間はとても長くかかります。今、小学生の子どもたちに必要なことは「上手にできること」ではなく、「興味を持ち続けること」や「英語をもっと好きになること」です。
クラス移動の際には子どもたちと話しあって、それぞれに合ったクラスを選んで学習していただけると幸いです。






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