ハロウィンなぜ3時間?
- けん先生

- 2024年11月1日
- 読了時間: 3分
先日はご協力、誠にありがとうございました!!
多くのアドバンスのこどもたちが最初から最後まで、約3時間レッスンに参加してくれました!
初めての試みでしたが、多くのこどもたちが『また来年もこの形がイイ!』と言ってくれて、挑戦して良かったと実感しています!
なぜ3時間もハロウィンレッスンをすることになったのか、アドバンスクラスへの関わり方など、私の考えを含めて下記にまとめましたので、ご興味のある方は読み進めてくださいね。
アドバンスクラスの目標は
『英語でコミュニケーションをとれるようになる』
これがかなり難しい。
均一に教えているだけでは(教えられてるだけでは)英語を話せるようにはならないのです。(そんなに簡単なら中学・高校を卒業した人はみんな英語を話せるはず。)
『知っていること・理解していること』と『実際にできること』は違います。
同じアドバンスクラスでも理解している単語や表現の量も個々に違うし、ましてやそれを使えるかのレベルもそれぞれ違います。
毎週のように先生が英語で話し、それを聞いて理解できても、いざ自分が話すとなるとうまくいかないという壁に毎回ぶつかります。
英語を話せるようなるには『今の自分は何ができて、何ができないのか』『何を学ぶ必要があるのか』をこどもたち自身で考えて、必要なことを意識的に学びとる必要があります。
簡単にいうと『自立した学習者』になること。
こどもたち一人ひとりが『自立した学習者』になったとしたら、同じレッスンでもそれぞれが自身に必要な部分を意識して聞き、意識して英語を使うようになります。
この形を目指すためにアドバンスクラスでは特定の表現を使うものではなく、自由な表現を使える形式の活動を多く行い、自身の英語能力に意識を向けてもらうようにしています。
今回のハロウィンもその『自立』への一環です。
『他のクラス(年下のこどもたち)を楽しませること』
これだけをテーマに
・何の店・ゲームをするか
・制作に必要なものをリストアップ
・制作の役割分担
・期日までに制作を終わらせる
・ゲームのルール、難易度の調整
など、ほとんどをこどもたち自身で決めて行いました。
「私は絵が得意だから絵を書く」「じゃあ私は他の装飾をする」などこどもたち自身で役割を分担して制作。
「ルールはどうするか」「1・2年生でも楽しめる難易度か」などもこどもたち自身で考えてもらい決めました。
ハロウィンレッスン当日は今まで計画したことの答え合わせ。
自分たちが頑張って計画したもので、他のクラスのこどもたちに楽しんでもらえるか。
当日もその場でルールや難易度を変更したりと、楽しめるように工夫していたり、
不安そうな子に積極的に声をかけたり、盛り上げてくれたりとこどもたち自身で考えて、他のクラスの子が楽しめるように動いてくれていました!
3時間もレッスンにいて、「長かった?」と聞いたら、「全然、あっという間だった」と言う子もいて、きっととても忙しかっただろうし、なにより自分たちで作ったもので楽しんでもらえて嬉しかったのかな。と少し安心しました。
今このブログを書いている間にも、アドバンスクラスの保護者の方から「ハロウィンレッスンとても楽しかった」と帰って来たと連絡が入り、とても嬉しく感じています。
今回のハロウィンレッスンを通じて、より一層成長できると嬉しいですね!
ご送迎の面では大変ご迷惑をおかけしました。
また色々と意見をいただき、よりよい運営ができるように尽力していこうと思います。






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