単語を効率よく覚える方法
- けん先生
- 2020年8月4日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年4月23日
この内容はYoutubeで動画を作って説明しようと思っていたのですが、動画をとって編集する時間がないので、ブログで簡単に説明しておきます!
今週から英検特化クラスが始まりました。
英検は他の検定試験に比べて、単語の意味を問う問題が多いので、単語をたくさん覚えると、合格の可能性も上がります。(これは全ての級で共通している)
そこで、特に英検特化クラスの子どもたちに向けてこの記事を書いていますが、もちろん中学生や高校生でも使える方法なので、ぜひ試して欲しいです。

人は基本的に忘れる
人は多くのことをすぐに忘れてしまいます。私は昨日の夕飯すら覚えていない(汗
「嬉しかった!」や「恥ずかしかった!」みたいなことはよく覚えているのに・・・。
人は感情が伴っていない記憶や意味のない記憶はすぐに忘れてしまいます。(短期記憶になる)
単語を覚えるときも、ほとんどの場合は「嬉しい!」とはならないので、基本的には忘れていってしまいます。
ただ、単語を覚えるときはすぐに忘れてしまっては意味がないので、なんとかして長期記憶として残していきたいですよね?
長期記憶にするには
長期記憶に残すには、主に2つの方法があって。。。
①印象に残るように覚える
②繰り返し覚える
①をするときは、その単語がどのように使われているかを同時に勉強したり、それが物の名前であれば、それをイメージしながら覚えるとか・・・。
でも、これって小学生には少し難しい。
というところで基本的には②の繰り返し覚えるということになります。
いやぁ、これはめんどくさい。。。 そこで・・・
単語を覚えるタイミング(ここが大事!)
エビングハウスの忘却曲線というものをご存知ですか?説明すると長くなるので、ここでは飛ばしますが、単語を覚え直す効率を表したものです。※気になったら調べてみて!
今日覚えた単語を1週間後覚え直すのにどれだけ時間がかかるか(節約できるか)というもの。(違う解釈をしている場合もあります)
その図によると、1日で34パーセント、6日後には25パーセントと、少しずつ効率が下がっていきます。
※この実験では全く意味のないものを覚えているので、実際の単語を覚える場合とは状況が異なりますが・・・。
その図によると、覚えた次の日までに効率がかなり下がるので、単語を覚えた翌日には復習をする(24時間以内が理想)のが最も効率が良いということです。
その後は1週間後、その後は1ヶ月後となります。
お願いしたいこと
英検特化クラスを受講している子どもたちには、次の日に必ず単語を復習するように言っています。そして、1週間後は単語テストするよ!って。
1週間・1ヶ月後の復習はこちらで見れるのですが、レッスン翌日の復習だけはこちらで声をかけられません。
もし、レッスンの次の日に、お子様が復習を忘れているようであればご家庭でお声かけお願い致します。
最後に
単語の覚え方についてですが、英検は書くテストではないので、書いて覚える(復習する)必要はありません。
見て、意味がわかるようにすれば良いです。子どもたちは今までに多くの単語に触れているので、読めれば意味がわかるものがほとんどです。
読み方がわからなくなった場合は、ちょこっと教えてもらえると幸いです。
今私が使っている単語帳が欲しい方がいるかもしれないので、写メ貼っときます。

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