ご自宅で読み書きを教える時の注意点
- けん先生
- 2020年9月7日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年4月23日
自宅で英語(読み書き)を教えたいと言ってくださる方もいるので、お家で英語(読み書き)を教える時の注意点を書こうと思います。
僕と子どもたちとの関係は「先生」と「生徒」なので、少なからずお互いに遠慮があるのですが、お家で英語を教えるとなると状況は大きく違います。
ちょっとしたことで怒ったり、ケンカになることもあるでしょう。
そこで、注意点を下記にまとめました。僕もレッスン中に気をつけていることです。
1 間違えを指摘しない
これは先生の私でさえもものすごく気をつけます!もちろん間違ってはいるのだけど、露骨に「違うよ!」と言ってしまうと子どもたちの意欲が削がれてしまう。
子どもたちなりに頑張って出した答えなので、できる限り否定せずに「何て書こうとしたの?」とか、「これってこう書くんだっけ?」とか、やんわりもう一度考える機会を作ってあげましょう。
それでも出てこない場合は、ヒントを与えたりして、自力で理解できるようにサポートしてあげるといいと思います。
スタンスとしては「教える」ではなくて「一緒に考える」とすると、子どもたちもイヤな気持ちになりません。
2 できること見る
子どもたちは今英語を学習中です。英語でできないことの方ができることよりも多い。
できないことを見ていたらキリがないわけです。
それよりも子どもたちができるようになったことを見てください。
毎週少しずつでもできることは増えてきていて、「こんなこと理解できるようになったんだ
!?」とか「これ読めるんだ!?」みたいなことが日に日に増えてきています。
成長は子どもたちによって違うので、他と比べる必要なんてありません。
「これ分かるようになったね!すごいね!」って声をかけてあげてください。
子どもたちは好きな英語を勉強して、お母さん、お父さんに褒めてもらえる。こんな嬉しいことはないのです!
褒められるのならもっと勉強しようって思うかもしれませんよ。
3 答えは教えない
子どもたちに分からないことがあっても、答えを教えたり、先に言ってはいけません。
「考えていたのに!」「なんで先にいうの!?」ってなっちゃいます。
何より、子どもたちの手柄を取り上げてしまいます。
ヒントはたくさんあげたとしても、答えは子どもたちに出させてあげてください。
そうすることで、子どもたちに手柄をあげることができるし、褒めるポイントも残しておくことができます。
4 たまには知らないフリをする
何度も教えたことや、よく考えればできることも、「分からない」と言ってみたり、頼ってくる場合もあります。
そんな時は、本当に知らないフリをしてあげてください。
※自分で考えて答えを出せるように少しずつサポートする。
学校での学習も、もっと大きくなってからも、自分で考える(自分でする)ことが大事になってきます。
サポートは重要ですが、できるようになってきたら、自分で考えて結論を出せるようにさせてあげてください。
自分でできる自信がついてくれば、自ら率先して勉強し出す子も多いです。
家庭学習でも最終的には自分で考える力(自立)を目標にしてあげてください。
長くなりましたが、家庭学習としては理解できることを増やすことが目標ですが、その前提として、学習時間(英語に触れる時間)を増やしたり、子どもたち自身で考える、自分でできる自信をつけてあげること、また良い習慣を作ることが重要になります。
まずは子どもたちが気持ちよく学習できるようにしてあげてくださいね!
Comments